Swing-by

空き物件を使った、作家と不動産が共同で行う展覧会企画、ヤドカリトーキョーに参加した。

会場として使用できる部屋は同ビル内の4室で、そのいずれの部屋にもシンクがあった。私は各部屋のシンクに水切りを撮影した写真のシリーズを展示することにした。シンクに向かうとき、自然と視線は真下に落ち、シンクは作品のフレームのように機能する。シンクは配管によって現実的に各部屋を繋いでおり、水切りの動きは展示同士をつなぐ。



Swing-by1
Swing-by2
Swing-by3
Swing-by4

上・中上:Installation view/ 403号室

中下:Swing-by #1/ インクジェットプリント、クリップ / 297mm×210mm / 2016

下:Swing-by #2/ インクジェットプリント、クリップ / 257mm×182mm / 2016

Swing-byとは、惑星探査の際に探査機が他の惑星に近づき、その惑星の重力を借りて軌道を曲げたり速度を変えたりすることを言う。






Onto1
Onto2
Onto3
Onto4

Installation view / 704号室

写真左:Onto タ、タ、タ、タ、#1/ インクジェットプリント / 178mm×127mm / 2015

写真右:Toward/ インクジェットプリント / 257mm×182mm / 2015

Onto5
Onto6

Installation view / 703号室

Onto/ インクジェットプリント / 257mm×182mm / 2015

Toward2
Toward2-2
Toward2-3

Installation view / 702号室

Toward#2/ インクジェットプリント / 257mm×182mm / 2016