これは日本語表記に使う読点と枠/空欄から成っている。読点で区切られたひとつづきの空欄には、すべて単語が入る。現在日本にある帰化植物の名前である。

私は様々な地方を移動するなかで、どこの道端でも見かける帰化植物に興味を持った。その種は車や人の足裏に付いて運ばれて、国境さえも越えてきたものだ。日本語を使う私は日本語の名前によって彼らを区別するが、彼らが今までいた土地と、これから進出する別の土地では、彼らは別の言語で区別される。彼らにおいては固有名詞も、通過する一種の枠にすぎないものになる。

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