わすれやすい私、たちの避難訓練
2026
マルチチャンネル・ビデオ、サウンド
10分30秒、5分13秒、5分50秒、3分40秒、3分40秒
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「VOCA展2026」(上野の森美術館)展示風景 /わすれやすい私、たちの避難訓練
Video still /わすれやすい私、たちの避難訓練
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自然災害に対する避難訓練は日本で広く行われているが、体だけでなく心も危険を回避するための避難訓練はありうるのだろうか。それは、事前に弱めたストレスのある状況を通り抜けて、心を慣らしておくことかもしれない。ありうるシナリオを想像しておくことかもしれない。それとも避難訓練をする必要のない環境を具体的に創造していくことなのかもしれない。
俳優がOAG Art Center Kobeの各所で地震を想定した避難訓練を行っている。非常事態の演技ではなく訓練の演技であり、俳優は同じ動作を繰り返し、映像としても同じシーンの別テイクが繰り返される。防災の文脈で「避難シナリオ」という言葉が使われるように、並列する画面は想定されるシナリオの分岐とも見立てられる。もう一つの画面ではインストラクションのようでもあり詩のようでもある、心の訓練のためのテキストが送られる。インストラクションは臨床心理士との対話を通して発展させたものであり、今はまだ無いという心を守る方法を思い巡らすための試案である。
出演:諏訪七海
施工協力:square4
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